私は大学4年時の1年間、アルバイトをやりまくりました。
具体的な頻度は後に紹介しますが、アルバイトをしていた目的は以下の3つです。
- 生活費を稼ぐため
- 姉の大学の授業料を稼ぐため
- 実家の借金の返済用
- 旅行の資金を稼ぐため
収入からは姉の大学の授業料・実家の借金の返済に充てられる金・下宿での生活費が引かれるため自由に貯金できる金は限られていました。
しかし、大学卒業後には1年間の旅行をする計画を立てていたため、引かれたとしても最低150万円の貯金は欲しいところ。
そのため死に物狂いで働く必要があったわけです。
今回は、大学生の私が実際にアルバイトで200万円を稼いだ方法と、達成した感想などをまとめてみました。
お金を稼いだ方法などと書くと怪しいビジネスをしていたようですが、ここではアルバイトのみで200万円を稼いだ方法を書きます。
同じようにアルバイトで200万円稼ぎたい人は参考にしてみてください。
Contents
大学生がアルバイトで年収200万円稼ぐ方法
年収200万円というのは大学3~4年時の1年間の話ですが、その中でも時期によって収入はバラバラです。理由としては本気で稼ごうと決めたのが途中からだったこと、短期バイトの有無や、卒業研究や授業の忙しさ、体調の変化などがあります。
そのため以下では、1~12月の時期ごとに、行っていたバイトや頻度をまとめました。
大学3年の1月
まず初めに、私が長期のバイトとして行っていたものの1つはコンビニの夜勤です。
勤務していた店舗は深夜は一人で入るため、22時以降の夜間勤務の手当てに加えて、一人勤務の手当ても支給されていたらしく、かなり稼ぐことができました。
このコンビニ勤務を週4日以上、夜間に加えて夕方も入ることもありました。勤務時間は基本的には7時間でした。
もう一つの長期バイトは、大学の学食の皿洗いでした。
時間は3時間ほどで、ほぼ最低賃金だったのでさほど稼げませんでしたが、研究終わりに直行できることや、終わってからコンビニバイトに行くことが出来たので、隙間時間にちょうど良い仕事でした。
これらに加えて1月にはセンター試験のバイトがありました。場所はうちの大学なので、交通費がかからず、全部で2万円程度の収入になりました。
この頃はまだそれほど本気で稼ごうとは思っておらず、130万円の壁を越えないようにと考えていたため、月収は13万程度でした。
大学3年・春休み 2~3月
この時期でもまだ本気で稼ごうとは思っておらず、月収は10万円ほど。春休みは学食も閉まってしまうため、通常時よりも収入は減りました。
大学4年 4~6月
この頃からガチで実家が金欠だということを知り、がんばって働き始めました。店長にシフト入れまくってくださいと言った結果、週5勤務になる週も増え、6月には9連勤深夜というありがたいシフトも入れられました。
おかげさまで残業手当もたくさんついたようで、平均月収は16万円程度でした。
ここで半年が経ちましたが、総収入は80万円ちょっと。ここから更にがんばります。
大学4年 7~10月
夏休みに入り時間ができると、短期のバイトをやり始めます。試験監督スタッフ、工場のライン作業、選挙の受付、交通量調査、美術展の運営スタッフ、研究補助…。
コンビ二バイトも大学生が夏休みに実家に帰ったり、合宿に行ったりで、シフトがさらに増加し、13連勤というシフトもありました。
一番忙しかったのは、深夜バイト22~7時、30分寝たあと、そのまま電車に乗って移動し10時から21時まで交通量調査、また電車で帰ってきて30分睡眠後、深夜バイト0~7時、その日の18時から洗浄バイトからの22時から深夜バイト…。
さすがにこの時は睡眠不足と疲労で体調を崩しましたが、その他の短期バイトも昼間に行って、夜はコンビニということで、昼も夜も働いている感じでした。
この頃の手帳は、バイトの予定で真っ黒です。
このくらい働くと月収は20万円を越えるようになり、7~10月はすべての月で達成しました。一番多かった8・9月では25万ほどです。
大学4年 11~12月
このころから卒業が危ぶまれてきたため、研究に力を入れ始めました。短期バイトは学内で行われる資格試験の試験監督補助のバイトに数回行った程度です。
収入は減少し、月収は15万円程度でした。
1年間のまとめと感想
以上のように収入に変動はあれど、年収は200万円を越えました。前半は本気で稼ごうと思っていなかったので、もっと早くからその気になっていればさらに稼げたことでしょう。
以下、大学生がアルバイトを本気で頑張る際に留意したいポイントをまとめてみました。
1. 金を稼ぐ明確な目的を持つ
研究をほったらかしにしたり、体調を壊したりしながら、よくやったなと今になれば思いますが、当時の自分を動かしていたものは旅行への意欲でした。
何の目的も何も持たずに漠然とバイトをしていた頃の私なら、これほど働くことはできなかったと思います。
実際に2つほどバイトを辞めていますし、コンビニも週3日程度しか入っていませんでした。
アルバイトにやりがいや楽しさを真に見出している人はほとんどいないはずです。多くの人にとってアルバイトとはお金を稼ぐための手段以上のものにはなりません。
つまり、本気でアルバイトで働くにはお金を稼ぐ明確な目的が必要だということです。私の場合は旅行資金150万円を、さまざまな支出を考慮しながらも貯めるというはっきりした目標がありました。
アルバイトでたくさん稼ぎたいと考えている人は、自分がどのくらい稼ぎたいのか?、その目的は何か?を改めてはっきりさせてみると、働くモチベーションの維持に役立つと思います。
2. たくさん稼ぎたいなら深夜バイトは必須
アルバイトで本気で稼ごうと思えば、深夜のバイトをすることは必須だと思います。22時以降の深夜手当は大きいですし、昼と夜の両方働く日を作ることで月収は20万円を越えてくるでしょう。
オススメはコンビニの深夜勤です。郊外の人通りの少ない場所を選べばたいていは楽です。
3. 理不尽な出費からはできるだけ目を逸らす
お金が必要な事情は様々だと思いますが、自分が本当にやりたいことのために金を稼いでいるのだと考えて理不尽な出費についてはうまく焦点を逸らしましょう。
私の場合は、姉の授業料や実家の借金の負担が理不尽な出費でしたが、その出費があるならあるでそれ以上稼げば良いだけだと思っていました。
理不尽な出費のためだけなら、こんなに働くことは確実にできなかったと思います。自分のためになる別の目的のために働いていると考えましょう。
4. 結局は運にも左右される
私が少ない睡眠時間で大きく体調を壊すことなく、大学のゼミ発表や卒論と並行してここまでアルバイトに専念できたのは運の良さも関係あります。
バイト先の学食もコンビニもとても緩い職場で、体力や精神の消耗が少なく済みました。もしこれが多忙な飲食店だった場合、間違いなく体調を壊していたと思います。
また、バイト先も人が足りていない状態だったのでシフトをたくさん入れてもらえましたが、人手が足りていたら10何連勤も入れてもらえなかったでしょう。労働基準法を順守する場所でも不可能です。
研究室の教授さんも放任主義だったので、ガチガチに研究をしなくても、卒業研究の単位をくれました。
他には、出費を抑えられる環境だったことにも助けられました。田舎住みで食費が抑えられ、気候が穏やかだったため光熱費がかからず、家賃も安く済みました。
このように様々な環境の良さに助けられてアルバイトにほぼ専念することができたわけです。ですので、どこの環境でも、コンビニバイトや短期バイトで同じように稼げるわけではないということは記しておきます。
大学生がアルバイトで年収200万円稼ぐ方法と感想
~まとめ~
大学生が授業や卒論などと両立しながらバイトを頑張るのは大変です。200万円を稼ぐのは私には大変でした。
しかし、中には200万円では少ないと感じる人もいるでしょうし、もっと楽に効率よく稼げる方法もあるでしょう。愚直に昼も夜も働くというのはかなり脳筋的な方法だと、我ながら思います。
ここで示したのは私がアルバイトで稼いだ一例であり、200万円という数値も分かりやすい目安として示したまでです。
自身の目標値や周辺環境を考慮して、どのように稼ぐのが最適か考える必要がありますね。
お金がどうしても必要だ・これから本気でバイトして稼ごうという人は、月並みな言葉ではありますが、
がんばってください。