和室付きの賃貸はやめとけ。
ひとまず、そう言いたいと思います。
先日、1年3ヶ月住んだ家の引っ越しをしました。その退去費用の請求が引越し先に送られてきたのですが。
10万円越えでした。
契約時に退去費用が高くなることは分かっていましたが、敷金はほとんど返ってきませんでした。
本記事では、実際に発生した退去費用の内訳を紹介しながら、和室付き賃貸はやめておいた方が良い理由をまとめていきます。
賃貸を探している人は参考にしてみてください。
Contents
和室付き賃貸の退去費用の内訳
畳張り替え(6畳) | 29700円 |
襖張り替え | 6964円 |
内装工事 | 18790円 |
クリーニング | 18920円 |
エアコンクリーニング | 11000円 |
鍵交換 | 16500円 |
合計 | 101774円 |
内装工事(クロス張り替え)、鍵の交換は自業自得です。
タイヤの日焼け跡が壁に残ってしまったのと、油はねでキッチン周りのクロスが汚れていました。
鍵に関しては、合鍵を一枚失くしていました。
その他、畳張り替え・襖張り替え・エアコンクリーニング・クリーニングは汚れ具合に関係なく発生する費用でした。
一年ちょっとしか住んでいませんでしたし、さすがに畳や襖を全部張替えなくても良いのでは?と思われるかもしれませんが。
その辺は特約で契約時に署名していました。
過去に最高裁では、それらは貸主負担とするのが妥当という判決がでているらしく。
特約がない場合は、言ってみれば払わなくて済むケースもあるようです。
しかし、特約は契約についているケースが多いらしく、前回と今回の契約にも書かれていました。
畳の場合は、一枚だけ張り替えるとそこだけ色が変わってしまうので全張替えになってしまいます。
6畳でこの金額ですから、襖や畳の数が多い賃貸には注意が必要です。
まとめ
今回の場合、退去費用が10万円を越えたのは自業自得な面も大きいですが。
和室だけで、36564円かかりました。
これはどれだけ綺麗に使っていても発生する費用なので、こだわりがなければ和室の付いていない賃貸を選んだ方が退去費用が抑えられて良いです。
私もこれからは和室の無い賃貸を選ぼうと思います。
その他、特約の内容として鍵の交換代・エアコンクリーニング代・室内クリーニング代(窓、キッチン、洗面、トイレ、バス、床など)が借主負担として定められている場合があります。
その辺りの契約内容もしっかりと確認しましょう。
また、契約期間内に退去すると違約金が発生する場合もあります。中には3年以内の退去で、退去時に3ヶ月分の家賃の支払いが発生する物件も見かけました。
いくら月々の家賃が安くても、退去費用が高ければ元も子もありません。
どれだけ綺麗に使っていても発生する費用。特約の部分と違約金に注目して、退去費用を把握した上で物件を選びましょう。
この記事がこれから物件の選ぶ際の参考になれば幸いです。