生活

【大学生一人暮らしでバイトをしない】当時の思いとあの頃の自分に言いたいこと

今の私は、将来に希望しか見出していません。多くを望まなければ生きていくことは簡単。就職もどうにかなるだろう。

そんなポジティブ系クズです。

しかし以前の私は、将来どこにも就職できないのではないか?、お先真っ暗だわというような劣等感の塊だった時期もあります。

それは私が初めて経験したアルバイトと、その後のアルバイトをしていない期間に形成された観念でした。

今回は、私がアルバイトをしていなかった期間に考えていたことと、当時の自分に言いたいことをまとめてみました。

大半は自分語りな内容ですが、この記事を当時の自分に読ませることができたら、かなり救われたと思います。

大学生一人暮らしでアルバイトをしていないことに罪悪感を抱いている人、バイトが続かなくて劣等感を抱いている人などに読んでもらいたいです。

大学生一人暮らしでアルバイトをしていなかった時と、バイトをしてみた時の感想

大学生がアルバイトをし始めるのは、学校生活が落ち着いたゴールデンウィーク前後が多いでしょう。

私の周りでもこの頃になると、学科の半分くらいの人はアルバイトを始めていました。
人気のバイト先は早めに埋まってしまうので、学期が始まればすぐに応募した方が良いわけです。

しかし、大学1年生の私はなかなかアルバイトを始めませんでした。

当時は貯金や親の仕送りが少しあったのでバイトする意味があまり無かったのと、大学生活や一人暮らしで真新しいことが多く、バイトに目が向かなかったためです。

しかし、アルバイトをする人が周りにも増えてきて、仕送りをもらい続けていると、そのうち罪悪感が湧いてきます。

家賃は3万円、光熱費、水道代、食費、教科書代…。

この時に、生活するというのは金がかかるという当たり前のことを改めて実感しました。

そしていざアルバイトを始めたのは7月の始め。

アットホームな雰囲気です、というありきたりな謳い文句に乗せられて焼肉屋さんのアルバイトに応募し、ほぼ同時期には友達の紹介でホテルの配膳の仕事も始めました。

始めて経験したアルバイトは、シンプルに言うと 大変 でした。

キッチンで調理すると同時に、洗い物をこなす必要がありましたが、肉の汚れはなかなかとれません。スペースも広くないので、ほっておけば洗い物が飽和してしまうし、洗い物ばかりしていれば調理が滞ります。純粋にキャパシティーを越えていました。

夕方から入り、終わるのは深夜3時。自転車で下宿に帰ったら玄関で眠るという日もありました。

コミュ障な私がこんな体育会系なバイトに応募したのがそもそもの間違いだったわけです。

さらに、焼き肉屋さんのバイトに加えて、週に3日程度はホテルの配ぜんのバイトにも言っていました。

こちらは業務が大変というよりも、人間環境がブラック。派遣型のバイトで、近隣の様々なホテルやブライダル施設で働くのですが、どこも怒号が飛び交っています。

ホテルの教育方針がそういうものなのか、たまたま私の住んでいた町にそのようなホテルが集まっていたのかは分かりません。しかし、どこの従業員の人も常に辞めたいと言いながら働いている光景を見て、異常性を感じました。

結局、この2つのバイトは二か月で辞めてしまい、再び一人暮らしをしていながらバイトをしていないという状態に戻ります。

この頃の私はバイトが続かないことによる劣等感と、働いていないことによる罪悪感の塊でした。

焼き肉屋さんには高校生のアルバイトの人もいました。立派に働いていました。

周りの人たちもバイトを辞めたという話を聞きません。むしろ順調に働いているようでした。

バイトをしていれば給料が入ってきます。早くからバイトをしていた子達とは貯金額にも差が出ていました。

私が経験していたものは所詮アルバイト。卒業して社会に出ればもっとたくさんの責任を負い、大変な仕事をすることになるのだろう。

そういったものをみんな平然とこなしている。

みんなができることが、自分にはできない。私はどこにも雇ってもらえないのではないか?

怒号が飛び交う現場で、辞めたいと言いながら何十年も働き続ける。そんなことを平気でできる人がいるのだ。

私はこの先の将来に絶望しました。

 

そんな感じで鬱々と1ヵ月ほど過ごした後、私に普通の長期バイトは無理だなと開き直ります。

次に行ったのは大学の学食でした。ここを受けたのは楽そうだったからです。カウンターでおしゃべりをしながらぼーっと働いておられる様子を見てそう思いました。

実際にここのバイトは楽でした。焼肉屋さんを経験した後では給料をもらうのが申し訳なく感じたほどです。

ここの仕事は楽でしたが、最低賃金の3時間勤務のみだったので、他にもバイトをする必要がありました。

長期のバイトが怖かった私は、単発短期のバイトをし始めます。単発のバイトでは、工場・選挙の受付・試験監督・物流センター・荷物搬入・はがきの仕分けなど、様々な仕事を経験しました。

ここでも、二度と行きたくないような環境で長く働いている人達を見ると、劣等感や就職への不安は感じました。しかし、少なくとも働いていないという罪悪感はありませんでした。

そんな感じでだらだらと働いていたわけですが、そのうちやりたいことが見つかり、お金が必要になります。これを機会にコンビニバイトを長期でやることにしました。

コンビニバイトは楽。前評判どおり、いやそれ以上に楽でした。勤務中もケータイ触って良し、廃棄商品も食べられる、レジも簡単。焼肉屋さんや、これまでの激務系バイトとは同じ月収でも楽さに雲泥の差がありました。

ここで初めて気づいたんです。楽なバイトもある。

 

大学生一人暮らしでバイトをしていなかった頃の自分に言いたいこと

焼き肉屋さんとホテルの配ぜんという比較的しんどいバイトができないからと言ってそれは他人より劣っているわけではない。向いていないだけです。

焼き肉屋さんで働いていた高校生はそこでは働けるけど、コンビニ夜勤で働こうとは思わない。要は住み分けなんです。

バイトが続かないというのは自分に合わない仕事ばかり選んでいるか、たまたまそこの環境が合わなかっただけです。

今の私が、焼き肉屋のバイトをやめて鬱々と未来を悲観していたあの頃の自分に言いたいのは、

「さっさとコンビニバイトやれ」ということ。

しんどいバイトはさっさと辞めてしまえばいい。それしか仕事が無いなら別ですけど、周りにもっと楽な仕事はあふれているはず。

バイトをしていないならすぐに始めましょう。思っているよりもバイトって楽です。学業や部活が忙しいなら楽なバイトをやればいいだけです。

結局、焼き肉屋とホテルの配膳を掛け持ちして働いていた時よりも、コンビニ夜勤で働いていた時の方が楽にたくさん稼げました。しんどいと感じているバイトを続けて消耗するのは金銭的にも損かもしれません。

自分自身が楽だと感じるバイトを探しましょう。今始めるのと、数か月後に始めるのとでは貯金額に数十万円の差ができます。

 

要は、バイトしていないことによる罪悪感劣等感を抱いているなら、思っているよりも楽なバイトっていっぱいあるからサッサと働きましょうということです。

以上!

 

 

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