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一人暮らしの部屋探しの注意点まとめ【コツとポイントを知れば大丈夫よ!】

一人暮らしの部屋探しでは、どのような点に注意する必要があるのでしょうか?

部屋紹介でいくつか部屋を回って決める方が多いと思いますが、その時は気に入っても、住んでみたらけっこう問題だらけなんてことも…

実際に筆者は1つ目の物件で即決してしまったので、後に様々な問題が発生しました。

そこで今回は、後悔しない部屋選びのために、見るべき部屋のポイントや注意などをまとめてみました。

一人暮らしの部屋探しで注意するポイント~立地編~

 

1. 買い物の利便性

スーパーマーケットやコンビニが近くに無いと不便です。筆者の下宿は最寄りのスーパーまで、徒歩30分程度かかるので、買い物行くのが面倒です。買い物が面倒になると、自炊を辞めることに繋がりがちなので、これから自炊するぞ!という人は、スーパーの近くに住みましょう。特に雪が積もる地域でスーパーが遠いのは死活問題になります。

 

2. 騒音

線路や大きな道路に面した場所は、車の騒音に注意が必要です。大学の近くなら、軽音楽部の練習に注意しましょう。大学の音楽系は徹夜で練習をすることがあるため、近隣住民から苦情が寄せられることがあります。

そして隣ご近所の騒音ですが、これは壁の薄さを確認しましょう。壁を軽く叩いてみたり、耳を当ててみたりすると分かります。ただやはり確実なのは、隣の部屋が空いている場所を選ぶことですね。

 

3. 交通の利便性

最寄りの駅やバス停からの距離を考えましょう。電車通勤の場合は、駅から遠い場所に住むとバス代と時間が多くかかってしまいます。駅近は家賃が高めですが、日々のバス代などの移動費を考慮した上で、価格を検討する必要があります。

大学生の場合は、大学から近い物件をおすすめします。冬場の1限なんかは、家が遠いか、近いかだけで学校に行くモチベーションが大きく変わりますし、授業の合間に忘れものもサッと取りに行けるので便利です。周りに飲食店が無い場合は、学食で夕食を食べることもできますね。

 

4. 虫

裏が田んぼや森になっていると、虫との遭遇率が高まります。また、近くにため池や竹藪があると、カやユスリカなどが発生している場合があります。外廊下を歩く際には虫の死骸の量をチェックしましょう。

周りに大きな建物や、明るい建物が存在しない場合、アパートにその界隈の虫が集結してきます。筆者の家は、前方が田んぼで周りには背の低い一軒家しかないため、外廊下の電灯に大量の虫が飛来します。網戸のほつれた隙間から入ってくるものもいるため、一時期部屋の隅が虫で真っ黒になりました。泊まりに来た友達が、虫多すぎて本気で帰ろうとしたレベルです。

網戸をしていても、虫コナーズを設置していても入ってくるものがいるので、虫嫌いで、田舎に住む方はしっかり気をつけたほうが良いですね。

 

一人暮らしの部屋探しで注意するポイント~室内編~

 

1. コンセントの場所

冷蔵庫やテレビをどこに配置できるか確認しましょう。コンセントの位置の高さも重要です。ケータイの充電関係は布団やベッドの枕元に近いほうが便利ですね。

 

2. 風通し、日あたり

一般的なアパートの部屋は、ベランダと玄関にしか空気の出入りする場所がありません。玄関を開ければ風が通り抜けてくれますが、夏場は虫が入ってきますし、防犯的に開けっぱなしにしておく事ができません。端の部屋だとベランダとは別に窓が付いている場合があったり、比較的玄関も開けやすいのでおススメです。

 

3. コンロの数

料理を楽しみたい場合、コンロが一つだと不便です。炒め物と汁物を同時に作ることができません。別にコンロを買ってくることもできますが、最初から2つ付いている方が良いです。また、こだわる場合は電気コンロか、ガスコンロなのかにも注目しましょう。

 

4. 台所

自炊をしようと考えている場合は、台所の広さが重要です。せめてまな板が置けるくらいの広さがあると良いですね。筆者の台所は小さすぎて、まな板を置くとシンクに飛び出してしまうので不便です。

また、食器、フライパン、鍋、調味料などの置き場を考えましょう。初めから収納ラックが付いていると便利です。筆者の場合は、調味料、食器類を収納できるラックが初めから付いていてとても重宝していますが、友達の所は付いていなかったので自分で買って設置したと言ってました。

 

4. 収納量

一般的には、ひとまず押入れがあれば収納は事足ります。所有する本や衣類などの荷物が多い場合には本棚やタンスが必要になる場合があるので、スペースを考えましょう。

 

5. 階層

それぞれの階にメリットとデメリットがあります。

メリットデメリット
1階・階段を上らなくていいため楽

・荷物を運びやすい

・家賃が安いことがある

・夏は涼しい

・外から見えやすい

・防犯性が低い

・外部の騒音をもろに受ける

・虫対策が必須

・冬は寒い

2階・程よい暖かさ・上と下からの騒音を受ける
3階・静か

・眺めが良い

・日当たり、風通しが良い

・風が強い

・階段を上るのが大変

・夏は暑い

それぞれのライフスタイルや物件に合わせて考えるべきですが、1階はメリットに対してデメリットが多すぎるので、家賃を抑えたい人以外は避けたほうが無難です。

 

6. ベランダ

ベランダで植物を育てたいという方は、隣のベランダとの仕切りに注意しましょう。完全に仕切られているものなら大丈夫ですが、仕切り版になっている場合は土や水がお隣さんへ流れ出す可能性があります。

 

ロフトは必要?

 

ロフト付き物件もたまにありますが実際住んでみてどうなんでしょうか?

筆者はロフト付き物件に4年住んでいますが、最初はロフトで寝ていました。暖かい空気は上に、冷たい空気は下に移動するので、冬はロフト、夏は床という風に移動していました。

しかし最近は、ロフトは物置きと化しています。移動が面倒になったこと、生活が堕落し始めた事、掃除がしにくいことが原因です。

ロフトに居ると暖かいですが、トイレに行ったり、荷物取りに行くのが面倒になります。人をダメにするシリーズと同じ力を持つので気をつけましょう。掃除機で掃除する場合、掃除機を持って階段を登るのは大変です。

ロフトは物置や、友達が泊まりに来た時の寝床として活躍するので、あって困る物ではありませんが、積極的に必要な物ではありません。また、ロフトを見る際には、天井までの距離、照明の光が届くか、コンセントの有無などを確認しましょう。

 

大学生には家具・家電付き物件がオススメ

 

大学生など、数年以内に退去することが確定している人は、家電・家電付き物件がオススメです。

退去の際に大型の荷物を動かすのは大変ですし、自力で無理な場合はお金を払って業者に頼む必要が出てきます。

大型ゴミは捨てるだけでもけっこう費用がかかり、筆者の住む市では、冷蔵庫を捨てるだけで3400円かかります。

物件選びの際は、退去時のことを考えるのも大事ですね。

 

一人暮らしの部屋探しのコツと見るべきポイントまとめ

 

以上が部屋選びのポイント・注意でした。

やはり1発目で決めてしまうよりも、数軒回って決めたほうがそれぞれのメリット・デメリットが明らかになります。

部屋選びは各々のライフスタイルによって変化していきますので、入居後の生活を具体的に想像して、後悔の残らない部屋選びをしましょう。