生活

接客で怒られて辛いときの対処法まとめ

筆者は小売業店舗勤務の正社員をしています。

これまで働いてきた中で、接客中に怒られることはたくさんありました。

今日も怒鳴ってきたおばさんがいたのですが、こちらに明らかな非が無いのに怒ってくる人もいます。

そんな人のことは気にしなければいいのですが、たまにひかかってしまうこともあります。

彼らはなぜ怒るのか?

その理由を考えて、怒られても受け流す対処法を考えてみたいと思います。

 

怒る異常な人の2パターン

ひとまず、怒る異常な人には2パターンの背景があると考えています。

1. 老化型

情動(この場合は怒り)を制御する脳の部分は、30歳前後で成熟して、以降は衰えていきます。

よってヒトは歳をとる毎に感情を制御できにくくなっていきます。

老害という言葉もありますが、私の経験上、クレーマーの多くはお年寄りです。

これは生理現象のようなものなので、どうしようもありません。

 

2. 発達障害型

昔、灯油の販売をしていて、ノズルから一滴が缶に垂れたことがあります。

普通の人なら気づかない程度ですが、そのお客さん(20代?)は怒鳴って、手で拭けと言ってきました。

落ちたのがどの部分か分からないくらいでしたが、サッと拭いて帰ってもらいました。

このように、細かなことに異常なこだわりを持つ発達障害の人達がいらっしゃいます。

発達障害になるのは、育て方や本人の努力不足ではなく、生まれつきの脳機能障害によるものらしいのでどうしようもありません。

 

そもそもヒトはなぜ怒るのか?

ヒトが怒るのは快楽を得るためです。

他人を批判すると快楽を感じさせるホルモンのドーパミンが分泌されるようになっています。

芸能人の不倫など、自分とは関係の無いものまで批判する人がいて、炎上などという現象が発生するのはこの仕組みによるものです。

怒らされているのではなく、自ら進んで怒りという感情を選択しているわけです。

実は、怒りたくて怒っているわけですね。

 

接客で怒られて辛いときの対処法

 

1. 哀れむ

老化も発達障害も、どうしょうもない側面はあるので同情の余地はあります。

どれだけ偉そうな態度をとっていても、結局彼らは情動を制御できない可哀想な人達なのです。

怒りの沸点が多い・浅い人生も、それはそれで辛いでしょう。

哀れんであげてください。

 

2. 反面教師にする

可哀想な人だなぁと思うと同時に、彼らのようになってはいけないと自らを戒めましょう。

もし彼らのような態度をとったことがあるなら反省する必要があります。

嫌なことでも学びがあれば、前向きな次に繋げられます。

脳内の情動を制御する部分は30歳で成熟したあと衰えていきますが、新しい回路を作って補うことは可能らしいです。

具体的には、「有酸素運動」と「新しいことを経験すること」が効果的とのこと。

有酸素運動が新生細胞の誕生を促します。その上で新しいことを経験することで、細胞が消えること無く回路に定着します。

少しでも若い脳を保って、情動を制御できる状態を保ちたいものです。

 

まとめ

どんなに偉そうな人でも、その背景を考えることで、ただの可哀想な人になります。

そして、そういった人達は、反面教師的な学びを与えてくれます。

ふとした謙虚さを思い出させてくれるかもしれません。

怒る異常な人は、ほんの一部の人達なのですが、接客業をやっていると、なかなか遭遇を避けられません。

でも、上記のようなことを考えて、どうにか傷つかずに無視して下さい。

まじめに働いている人が、一片の理不尽に苦しむことはありません。

哀れんで、むしろ学びを得て、ポジティブに処理してしまいましょう。