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新卒でホームセンターに就職してみた感想と志望動機まとめ

私は大学卒業後、ホームセンターに正社員として就職しました。

細かく言うと、大学4年時に就職活動を行ったのではなく、卒業後の9月にうけて採用された形です。

既卒3年以内は新卒枠でうけられたので、枠としては中途採用や既卒枠ではなく、新卒枠で入りました。

記事執筆時点で、就職して4ヶ月半になります。

もう仕事内容はほとんど把握しましたが、相変わらず1日があっという間に終わるなぁという毎日です。

 

本記事では、

  • ホムセンで働こうと思った志望動機
  • 就職活動の様子
  • 実際の仕事内容
  • 給料
  • 働いてみた感想

などをまとめてみました。

就職活動でホームセンターをうけようかと思っている方は参考にしてみてください。

 

ホームセンターをうけた志望動機

私が就職活動を始めたのは卒業後の9月頃でした。

新型コロナウイルスの流行で、もともと予定していたことができなくなり、収束の気配も見られないので急遽就職活動を始めた形です。

仕事を探す際にひとまず条件にしたのが、仕事内容をイメージできるということでした。

オフィスのような所で一日中デスクに向かって仕事をするようなものは、何をしているのかいまいち分からなかったので。実際に商品を扱う小売業が良いと思いました。

その中でも、漠然と自分がよく使う商品を扱う所で働きたいと思いました。

ですので、一人暮らし時代にお世話になったスーパーやドラッグストア、趣味の園芸用品を買いに行くホームセンターなどを検討していました。

 

さらにもう一つホームセンターを選んだ理由は、私自身が当時は農業に興味があったということです。

今働いているホームセンターは、特に農業分野に力を入れていて、農業関係の商品開発の他、直接的に農家さんのプロデュースなども行っています。

それらに関係する部署で働くことができれば、将来就農する際に役に立つかなと思ったわけです。

 

実際に就職面接で話した志望動機は、

  • 普段から園芸用品を買うために訪れる機会が多く親しみがあった。昔から働いてみたかった。
  • 趣味に関係しているので、商品自体にも興味がある。
  • 就農しようか迷っているくらい農業に興味があり、農業に関わることをしたいと思っている。同業他社ではなく御社を受けた理由は、御社が農業分野に特に力を入れているからである。

みたいなことを話しました。

実際の面接は時期も時期だったので、1次と2次面接はzoomを使ってリモートで行い、3回目の最終面接のみ対面でした。

雰囲気はゆるい感じで、とくに緊張することもなく終わりました。圧迫面接感は皆無でした。

聞かれた内容は、

  • 大学時代に頑張ったこと
  • 大学生活から学んだこと
  • 現在の目標
  • 入ってからやりたいこと
  • 志望動機

などでした。

  • 大学時代には生活費の節約を頑張りました。
  • コンビニバイトを通じて、理解することと受け入られることは別だと学びました。
  • 半自給自足生活の追求が現在の目標です。
  • 農業支援関係の部署で働きたいです。

というのが回答集です。

てきとうなことを言っても中身さえ話せればどうにかなるんですね。

 

ホームセンター就職の難易度は?

ホームセンター就職の難易度は、正直かなり低いと思います。

どこも店を増やしていて人材は必要なのに離職率は高いので、慢性的な人手不足に陥っています。

うちの店でも、それぞれのカウンターとトイレの入り口の壁に正社員募集のポスターが貼られている状態です。

ひとまずどこでも良くて就職したいならオススメの業界ですね。

 

ホームセンターの仕事内容

ホームセンターといっても、一つの会社の中には店舗勤務以外に人事・物流・宣伝・商品開発・バイヤーなど様々な仕事が存在します。

実際にうちの会社の人事の売り文句は、「ひとまず入れば色んな仕事を経験できるから飽きないし、自分に合う仕事も見つけられるはず」というものでした。

今回は私の知る範囲である、店舗での仕事内容を記します。どこの部署希望だろうが、最初は全員店舗勤務になります。

  • 商品の発注
  • 売り場の管理
  • 企画の売り場作り
  • 客注対応
  • 接客対応
  • レジ

などが平社員の主な仕事です。

商品の発注は機械でできるのでそんなに大変ではありません。

売り場の管理は、入ってきた商品や裏に保管してある商品を棚に出したり、荒れている売り場を整理したりするような感じです。

肥料やレンガなど重い物の補充は大変ですね。

 

企画の売り場作りは、定期的に本部から売り場づくりの指令のようなものが来て。その通りに売り場を作り変えるというものです。

売り場作りは、商品をすべて入れ替えて棚を作り変えなければいけないので時間がかかります。

その他、夏に向けてアウトドアコーナーを作ったり、盆に向けて切り花・墓参りコーナーを作ったり、季節ごとに売り場を変化させる必要があります。

そのため、年間のスケジュールを考えて商品の数を調整しなければいけません。

 

あとは、お客さんと直接関わる仕事があります。

客注は、お客さんが取り寄せて欲しいといった商品を発注して、商品が届いたら電話して、最後に渡すまでが仕事です。

季節によって発注できない商品は、他店舗に電話して取り寄せたり、商品を管理している部署に電話して取り寄せる必要があります。

プライベート商品以外は、その商品を卸しているそれぞれの会社に電話して取り寄せ可能か確認して、値段・納期聞いて、お客さんにそれで良いか確認して、FAXして、商品届くの待って、また電話して…、あぁ面倒くさいw

客注には、商品の取り寄せだけでなく、自転車や機械の修理依頼・単なる値段確認・調べないと分からない商品の説明待ちなど様々なものがあるので、それぞれの進捗状況を管理するのが大変です。

 

また、直接的な接客もあります。

私がホームセンターに就職して一番驚いたのが、この接客の多さです。

通路を歩いていて一人に話しかけられる。それが終わると同時に二人目に話しかけられて、やっと自分の仕事ができると思ったらまた話しかけられて。

さらに電話での問い合わせもやたらとあります。

質問してくる人多すぎませんか?

もう最近は、どうしても話しかけられたくない時は走るようにしています。

歩いていたらお客さんに捕まって、本来の上記のような仕事をする時間が無くなってしまうからです。

他人と話すのが苦手なら、ホームセンターでは確実に働けません。

 

問いの多くは商品の場所を聞くものです。特にお年寄りは視界が狭く、自分で探すことを諦めている人が多いのでひとまず聞いてくる印象です。

せめて探す努力くらいはしてほしいものです。

その他にはホームセンターならではの質問をされます。

  • 柚子を育てるのに最適な鉢と土を教えて
  • 接木の方法教えて
  • 石灰の使用時期と使用量と効能を教えて
  • この草刈り機はススキを切れるの?
  • アワノメイガに効く薬はどれ?
  • バリカンの刃を解体したんだけど直せる?

私、これらぜーんぶ分かりませんでした。

だからググったり、会社の知恵袋みたいなもので調べて答えました。

地味に時間がかかります。

だって、大抵の社員はバリカンも草刈り機も噴霧器も使ったことないし、畑作もやったことないんですよ?勉強会などの知識を身につける場所はありません。

だから、実際にやったことのある、あなた達お客さんの方が詳しいに決まってるんですよ。

それをネットの情報を頼りに、合ってるかどうか分からないようなことを言って接客をしているわけです。

もちろん私は園芸や農業に興味はあるので、それらの知識を蓄えることは楽しいですが。

時間は削られます。

ちなみに今までの質問で一番意味分からなかったのは、楽天市場の商品の写真を見せてきて、この商品取り寄せできますか?と言われたことです。

うちで取り寄せれば、こちらが連絡してFAXして…等の面倒な手続きが発生する上に、取りに来ていただく手間や送料も時間もかかりますけどよろしいですか?

A. はい、お願いします。

もう頭おかしいんじゃないかと思いましたね。

カートに入れるを押して確定すればお宅まで届きますよ。

クレジットカード止められてたんですかね?

 

仕事内容をまとめると、レジや接客に時間を削られつつ、売り場作りや商品の管理を行うといった感じです。

 

大卒ホームセンター正社員の給料

大卒3ヶ月目の給料は、手取りで216225円でした。

令和元年版の厚生労働省の統計調査によると、大卒男性の平均初任給は210200円らしいです。

ぱっと見、平均より多く見えますが、この平均額には残業代が含まれていません。

私の手取りから残業代を引くと、199243円になるので、実際には平均よりも少なくなります。

また、社員コースにより給与額も変わっていて、全国転勤社員>地域転勤社員>地域密着社員の順に額が少なくなります。

全国転勤社員の私で全国平均よりも少ないので、ホームセンターの給与はほかの仕事と比較して少なめだと言えるでしょう。

ちなみに、これでもうちの会社はホームセンターの中では給与の多い方になります。

 

ホムセンで実際に働いてみた感想と実態

まず1日はあっという間に終わります。

接客に時間を取られ、客注に精神をすり減らし、やっと商品と売り場の管理をしたら、外は真っ暗です。

20時半には半強制的にお店が閉まるので、仕事が残っていても残業はできません。

そのため、グループのリーダーや店長・副店長といった人達はしばしば休日出勤をしています。

それらは無給です。

私は役職が昇格してしまう前に辞めてしまいたいと思っていますが、ずっと働き続けるなら昇格は免れません。

役職手当はありますが、休日のサービス出勤を受け入れられないならホームセンターに就職すべきではないでしょう。

うちの会社の新入社員の3年以内の離職率は30〜40%くらいです。3年以内に3人に1人は辞めているということになります。

これはやはり、休日出勤が影響していると思います。小型店だと、新入社員でも少し時間が経てば社員自分一人だけで入らなければいけなくなるようなので、その辺りの責任の重さも理由の1つでしょう。

純粋に人手が足りていないので、一人あたりの仕事量が多くなっているようです。

 

また、園芸に興味があって入社したとしても、全く関係ない部門の担当にされることもあります。

ホームセンターは様々な商品を扱っているので、家具やネジの担当になる可能性もあるわけです。

全く興味がない商品の担当になって、どれだけモチベーションを保てるかですね。

私は幸いにも園芸の担当になりましたが、担当は定期的に変わります。ネジ部門に飛ばされたら、働く面白みを失って病むでしょう。

 

あと、車の購入は必須になります。店舗自体が郊外にあることが多く、研修などの際も会場への移動に必要になるからです。

そのため、仕事のために免許を取って車を購入する必要があります。車関係の補助金は一切ありませんし、純粋に維持費もかかるので、車を持ちたくない人には厳しいです。

 

逆に良いところも挙げておくと、商品に興味がある人は楽しいと思います。

色々な商品に触れる機会がありますし、接客も興味のある内容なら考えることも楽しいでしょう。

私自身、園芸用品に興味はあるので、それらの知識を蓄えることは苦ではないです。

また、時間は確かにありませんが、一つ一つの仕事内容はそれほどしんどいものではありません。

品出しも、レジも、売場づくりも、やろうと思えばアルバイトでもできる内容です。

一つ一つの仕事は楽だけど、純粋に時間が足りないだけなんです。

仕事の責任という観点からも、他人の命に関わったり、莫大な資金を扱うようなものではないので、他の仕事と比較すると気楽だと思います。

接客業なので平日に休みがあり、人の少ない環境でお出かけができるのも良いところです。平日なら役所も病院も開いてます。

反面、土日休みの友達とはなかなか休みが合いづらくなりますが。

 

新卒でホームセンターに就職してみた〜まとめ〜

仕事の愚痴のようなことを書いていたら、いつの間にかこんな文量になってしまいました。

少なくとも私自身は、ひとまずこのホームセンターに就職して良かったと思っています。忙しいですが人には恵まれていますし、まだ余裕は感じています。

ただ、役職が上がったり、全く興味のない部門の担当になった時にどう思うかですね。

雑多な内容にはなりましたが、本記事を通して大まかなホームセンターの仕事内容や大変な一面が伝われば幸いです。

就職活動の参考になりますように。