生活

現役生徒による滋賀県立大学情報まとめ。評判・周辺環境など

あなたの志望校の中に滋賀県立大学は入っているでしょうか?

このページを見てくれているということは、多かれ少なかれ滋賀県立大学に興味を持ってくれているはず。

私は現在滋賀県立大学に通っています。当初は第一志望の大学ではありませんでしたが、実際に通ってみて、今はこの大学に来てよかったと思っています。

この記事は滋賀県立大学を志望校に検討している受験生の方へ、完全非公式の個人の感想をまとめたものです。基本的な情報から通ってみないと分からない事まで、良いことも悪いこともまとめているので滋賀県立大学の事を知る参考にしてください。

※現在は既卒です。

滋賀県立大学への通い方・アクセス

最寄り駅は南彦根駅です。南彦根駅には急行が停まらないので注意しましょう。
南彦根駅から大学までは、4km以上あります。徒歩では1時間程度かかってしまうため、自転車かバスで通うことになります。

バスは南彦根駅西口のバスロータリーから発着していて、運賃は210円です。15分程度で到着します。

 

キャンパス内の施設について

キャンパス内の主な施設をまとめると…

図書館…8時半~20時まで営業しています。自習スペースがたくさんあるため、落ち着いた勉強ができます。専門書だけでなく普通の小説や雑誌も置いているので娯楽的利用が可能です。

食堂…滋賀県立大学には食堂が3つあります。そのうちの看護食堂と、ピアニシモといわれるカフェには行ったことがありませんが、ピアニシモではピラフ、オムライス、トースト等を扱っているとのこと。主に使うのは、カフェテリアと呼ばれる食堂です。

食堂の営業時間は11~14時と18時~20時です。下宿勢なんかはここで晩御飯を済ませる人もいます。夕方営業の際は、量り売りのバイキングコーナーが現れて、デザートから揚げ物まで好きな物を選ぶことができます(規模は期待しちゃダメ)。
何気に学生バイトを募集していたりします。

ショップ…いわゆる売店です。営業は10時~18時30まで、受験の際は開いてなかったりするんで要注意。文具、本、日用品などから焼きたてパン、お菓子、弁当まで色々そろいます。中でも焼きたてパンは一つ60円で買えたりして安いうえに、美味しいです。個人的にはあんドーナツがオススメ。

パソコン室…大きく分けると4つのパソコン室があるので、授業で埋まっている時以外は基本的に使えます。パソコン持ってない勢はここで頑張ってレポート仕上げているイメージ。印刷もコピー用紙さえ持っていけば無料でできます。

体育館…主に体育会系の部活や体育の授業で利用します。2階には様々な運動器具が置いてあって、ちょっとしたジムみたいになっています。誰でも使えるので、普通に無料ジムとして使えますね。平日は8時~21時30、休日は8時~19時30まで開いています。

その他にも、環境科学部、看護学部、人間文化学部、工学部それぞれの錬、テニスコート、圃場(畑)、交流センター(文化センターみたいな感じ)などがあります。
県大の施設内の通路は迷路のようになっているので、最初の方は迷子になる可能性高し。

 

キャンパス内の環境

一言でいうとのどかです。
キャンパス内には環濠(かんごう)といわれるお堀があって、そこから2つの小川が流れ出しています。この環濠は琵琶湖から水を引いていて、周りの河川ともつながっているため、ナマズ、亀、フナ、ヨシノボリなんかの生き物がたくさんいます。一方では、ブラックバスや雷魚などの外来種も多いです。

何が一番のどかかというと、やはりアヒルの存在だと思います。キャンパス内では、10羽くらい?のアヒルが放し飼いされています。わりと陸上を歩行していることが多く、かなり人慣れしているので暇なときは寄ってきます。鴨部という団体が世話しているようです。

(※2020年現在、鳥インフルエンザ対策としてアヒルは学内の池に幽閉されています。自由に動き回るアヒルが見られなくなったのは残念ですが、代わりに野生のカルガモが増えました。)

また、食堂の上の広場は芝生になっていて、天気のいい日には外でお弁当食べている人も多いですね。
のどかな環境でのんびり勉強したい人には良い大学だと思います。

 

キャンパスの周辺環境

まず、徒歩圏内で行ける飲食店はほぼありません。あるとすれば、徒歩5分圏内のファミリーマートと兼弘という定食屋さんくらいです。

すき家、マクドナルド、ラーメン屋、ケンタッキーなどの飲食店が集まっているのはベルロードという通りです。大学から自転車で5~10分くらいで着きます。

最寄りのスーパーはバローという所で、徒歩なら15分以上はかかります。
ただ、ベルロードを中心に、ワークマン、ホームセンター、ドラッグストア、業務スーパーなど、便利な店がそろっているので、暮らしていくのに不便はありません。

下宿勢は必然的に、ベルロード周辺で買い物やバイトをする事が多くなりますね。

彦根の環境

滋賀県立大学のある滋賀県彦根市は、周辺の府県に比べると、夏は涼しく、冬は暖かめです。私は京都から来て、彦根に下宿していますが、エアコン無しで過ごせています(普通の人は付けます)。

この理由は琵琶湖にあります。湖の水は温度が変わりにくいため、気温も変化しにくいそうです。滋賀県立大学は琵琶湖から徒歩5分圏内なので、琵琶湖の恩恵はもろにうけていますね。

自然環境でいうと、大学の横の犬上川では時期になるとアユが獲れます。魚釣りする人には、良い環境ですね。大学内にスッポンなんかもいたりするので食糧には困らないかも。

琵琶湖の負?の影響としては、夏ごろになると通称ビワコムシが大発生します。小さい蚊みたいなやつで、刺したりしないのでこれといった害はありませんが、とにかく大量発生して、人によってはキモイと思われるので衛生害虫と呼ばれています。

あとは、毎年2~3回程ですが雪が積もります。去年はけっこう休校になりました。

 

まとめ

以上が滋賀県立大学についてでした。学部・学科、部活などは各公式ページ見てもらったほうが分かりやすいと思います(特にヤバい噂のある団体は聞きません。健全です)。

実際に住んでみて、滋賀県立大学周辺は静かで、お店も一通り揃っていて住みやすいなと感じています。大学ものどかで、穏やかな人が多い印象です。

逆に都会で遊ぶのが好きな人や、刺激が欲しい人には物足りないかもしれませんが、部活やアルバイトに打ち込んだり、留学してみたりすれば、いくらでもやる事はあるので、結局は大学に入ってどう動くかが重要ですね。

最後に、この記事が受験生の方の参考になればうれしいです。