仕事や旅行で家を空けることもあるでしょう。
数日の外出ならまだしも、数週間や数か月家を空けるなら、ある程度家の片付けを行ってから出ていきたいものです。
本記事では、一人暮らしの長期不在前にやっておくべきことをまとめました。
Contents
長期不在前にやるべきこと
1. 食べ物を食べきる
冷蔵庫の中を確認して、腐りそうなものは食べ切っていきましょう。
意外と盲点なのは米です。
米の袋を開けっ放しにして2ヶ月ほど旅行に行って帰ってきたら、ピンクの芋虫が大量発生していたことがありました。
小麦粉や米などは、しっかりと封をしましょう。
2. ゴミを捨てる
掃除してゴミを回収した上で、特に生ゴミは忘れずに捨てていきましょう。
厳冬期以外は、簡単にウジが湧きます。ハエを舐めてはいけません。
処理は悲惨です。
3. 電気のブレーカーを落とす
数週間の不在であれば、電気代がもったいないので、冷蔵庫以外の場所のブレーカーは落としていきましょう。
エアコンのコンセントも抜いておけば安心です。
基本料金がかかる地方電力会社などを使っている場合、全く電気を使わなくても基本料金が発生します。
しかし、長期不在時には基本料金を半額にする電力会社もあるので、電力会社ごとに確認が必要です。
4. ガスを止める
ガスの契約会社に電話して、ガスを止めてもらいましょう。
基本的に停止期間は、使用料金・基本料金ともに発生しませんが、ガス機器のリース料金は発生する可能性があります。
開栓・閉栓に手数料がかかる場合もあるので注意です。
家を出ていく際には、ガスの元栓の締め忘れに気を付けましょう。
5. 水道を止める
水道代を発生させないために、水道局に電話して水道を止めてもらいましょう。
閉栓・開栓手数料はかかりますが、基本料金よりは安い場合がほとんどのはずです。
6. 水回りをチェックする
数週間程度の不在で水道を止めるほどではない場合は、蛇口の締め忘れが無いかチェックしましょう。
漏水のために水道料金が膨れ上がる事態は避けたいです。
トイレに関して
かなり長い間家を空けると、トイレの便器の中の水が蒸発して、下水の匂いが上がってきてしまうことがあります。
対策としては、封水蒸発防止剤を使うのが有効です。
7. 鍵をしっかり閉める
窓や玄関の鍵を閉め忘れないようにしましょう。
指差し確認大事です。
カーテンは閉める?閉めない?
カーテンは閉める派と明ける派がいるようですが、個人的には開けておいたほうが良いと思います。
昼間から閉め切っているのは不審ですし、明かりがついているかどうかはカーテンを閉めても分かります。
それなら少しでも日光を取り入れて、室内がジメジメするのを軽減したほうが良さげです。
8. 郵便を止める
郵便局で不在届を提出しておけば、不在期間に到着した郵便物を、不在期間終了後にまとめて配達してくれます。
対象となる不在期間は、最長で30日です。
まとめ
- 生ゴミ・生モノは確実に処理する
- 食品袋の封はしっかり閉める
- 電気のブレーカーを落とす
- ガス・水道・郵便を止める
- 水回りの蛇口・ガス栓・鍵はしっかり閉める
長期の外出をする前は気持ちがフワフワしていて、何かと忘れ物をしがちです。
私も1ヶ月家を空けて帰ってきたら、玄関の鍵が開けっ放しになっていたり、前述のように米に虫が湧いていたりといった失敗をしたことがあります。
事前にやるべきことをリスト化して、確実に消して行きましょう。