節約

一食20円!小麦粉と砂糖と油で作る究極の節約レシピ

※初めに
今回紹介するものは普通の節約レシピでは満足できないような、かなりの節約家さん向けです。

筆者は一週間の食費を800円に抑える生活をしています。
2年前にその生活を始めようと決めて、まず行ったのが主食の変更です。

それまでは米を主食にしていましたが、10kg2600円で2カ月持ちませんでした。
1か月半で食べきるとすると、一カ月あたり約1733円の米代がかかっていた事になります。

一週間当たりだと385円です。
つまり米を主食にしていると、この時点で415円しか残らないことになります。

そこで代役として採用されたのが小麦粉でした。

具体的には今回紹介するレシピを用いて、小麦粉生活を1年間続けました。
現在はパスタを主食にしていますが、今でも昼ご飯や間食にはこの料理を食べることがあります。

今回はそんな小麦粉を使った、1食20円以下の節約レシピを紹介します。

 

1. 小麦粉の塊

レシピ、レシピと言っていますが、料理と言っていい代物なのかも微妙です。
いちおう名前は小麦粉の塊としておきます。

毎日食べていたので、飽きないように総菜バージョン砂糖バージョンを作り出しました。

 

2. 材料

1. 小麦粉

2. 砂糖 or 塩
究極な所、この2つさえあれば作れます。甘いもの食べたいときには砂糖、総菜が欲しいときには塩でどうぞ。
基本的に2つの材料で作る場合は、ガチで材料が無いときかやる気がないときです。

3. サラダ油
基本的には入れましょう。水には出せないふんわり感や絶妙な焦げ感を作り出してくれます。

4. 卵
あれば入れるようにします。貴重なタンパク源ですし、入れるだけでだいぶ膨れます。

5. 醤油
総菜バージョンの方に入れると、しっかりとした風味と旨味を与えてくれます。

6. 豆腐
入れると大豆のうまみが加わります。ホットケーキに豆乳を入れるイメージで砂糖バージョンに入れたり、醤油バージョンに入れても美味しくなります。

7. 野菜
野菜を入れるとお焼きみたいな感じになります。余った野菜をまとめて処理するのにも使えます。

8. ベーキングパウダー
入れるとふんわりとします。入れる際には酢やマヨネーズを一緒に加えると二酸化炭素が発生して、よりフワフワになります。
安く抑えたい場合は食用重曹を使いましょう。

9. 牛乳
これは余裕があれば入れましょう。もはやホットケーキと呼べる物になります。

10. その他調味料
総菜バージョンを作る際に、酒・みりんで小麦粉を溶かすと風味が豊かになります。
味の素を加えて旨味を追加するのもおすすめです。

色々な物を入れることができますが基本的には…

砂糖バージョン→小麦粉、卵、砂糖、塩、サラダ油

総菜バージョン→小麦粉、卵or豆腐、醤油、みりん、塩、味の素

で作ることが多いです。

 

3. 作り方

今回は砂糖バージョンを作りました。

1. ボウルに卵、砂糖、サラダ油、塩を適量入れて、水を入れながら混ぜます。

塩を入れるのは砂糖の甘さを際立たせるためです。カリカリにしたい場合は油を多めに入れましょう。

2.ボウルを750wで、約10分電子レンジにかけます。

カリカリを求める場合は、固まりきる前に少し混ぜて、表面積を多くしておきましょう。

 

以上で完成です。
材料混ぜて、電子レンジにかけるだけなのでズボラさんにもおススメです。

4. 小麦粉の塊の注意

前述したように、私は現在これを主食にしていません。

その理由は2つの問題が発生したからです。

①油と砂糖代
小麦粉自体は安いですが、毎日一定量の砂糖とサラダ油を消費することになるので、調味料代がかかります。
もちろん米よりは断然安いですが、現在主食にしているパスタの方がトータルでは安くなります。

②中毒になる
毎日砂糖とサラダ油を使っていると、徐々に感覚がマヒして使用量が増えていきます。一カ月かからずに砂糖1㎏が無くなっていたので、異常だったと言わざるをえません。

以上の問題を考慮して筆者は主食をパスタへと変更して、小麦粉の塊を食べる頻度を減らしました。

 

5. お腹一杯になれるか?健康状態は大丈夫か?

これはそこそこお腹一杯になれるので、十分主食としての役割は果たせます。

栄養バランスについては、野菜や肉を別の料理で摂りましょう。小麦粉の塊は、あくまでも主食であって、その他の栄養はおかずで摂取する必要があります。

筆者の場合は一年間これを主食にしましたが、とくに体調不良はありませんでした。

 

6. 小麦粉の塊まとめ

本当に金が無いとき…
一時的に食糧が無いとき…
何もやる気が出ない時…
とにかく甘いものを食べたいとき…

などに小麦粉の塊は使うことができます。

もしも必要な時には、こんなズボラで金のかからない料理に頼ってみてはいかがでしょうか?