私は貧乏です。
食費は週800円で暮らせますし、衣服にはこだわず何年も同じ服を着ます。大学時代には1ヵ月1万円生活をしていた時期もありました。つまりドケチな性格なわけです。
そんな私が金をかけるとしたらどんなところに金をかけるだろう?
金をかける価値があるものは何か?
本記事では、貧乏でもできるだけ惜しまずに金をかけるべきもの・投資すべきものを3つ選んでみました。節約生活が好きな人は参考にしてみてください。
貧乏でも金をかけるべきもの・投資すべきもの 3選
1. 寝具
人間は人生の4分の1以上の時間を睡眠に費やします。つまりそれだけ多くの時間、布団の上にいるということです。
睡眠中には、脳の休息・記憶の整理定着・ホルモンバランスの調節などが行われます。つまり、質の高い睡眠をとるということはこれらの機能・効果を向上させる意味があるわけです。
もちろん、やたらに高い寝具を買えば、質の良い睡眠をとれるというわけではないでしょう。快眠を得るためには室温・音・光などの室内環境や寝る直前の行動なども関係してきます。
しかし、適当な硬さで寝返りが打ちやすいような自分にあった寝具を購入することは有効だと思います。
質の高い睡眠をとり、すっきりと目覚めることでその後の作業効率が変わることは明白です。毎日の睡眠による効果の積み重ねは、将来的には大きな差を生むと思います。
2. 靴
私は基本的に見た目よりも機能重視なので、スニーカーや革靴のようなおしゃれな靴は履きません。いつも運動靴を履いています。
確かにスニーカーは安いのですが、履いていて疲れやすいです。
靴も生活の中で使用している時間の長い物。多少高くても自分にあったものを買って、脚への負担を減らすのは無駄な投資ではないでしょう。
3. 歯関連
歯のメンテナンスを怠ると、最終的に金がかかります。
歯が一本抜けた場合にかかる費用は、部分入れ歯にすると8500~10500円。1本でこれですから、数本なくなればかなりの負担になりますし、加えてメンテナンス代もかかります。
また、金銭面以外にも、歯がなくなれば純粋に不便です。入歯を入れると、入歯と歯茎がぶつかることによって痛みが生じます。せんべいや漬物などの硬いものは食べにくくなります。口臭の原因にもなるそうです。いちいち洗わなければいけないのも面倒ですね。
個人的には食べられるものが制限されるのが一番つらいです。私は現在、祖母を含めた家族と暮らしていますが、入れ歯の祖母だけご飯は別メニュー。どろどろに煮詰めた食べ物です。
老後の楽しみには何があるか考えてみると、今の予定ではその一つは食事だと思っています。その楽しみがなくなるのは避けたいです。
虫歯ができないように毎日しっかりと歯を磨き、歯が痛めば多少の金は払ってでも歯医者に行くべきでしょう。
結局、どういったものにお金をかけるべき・投資すべきなのか?
貧乏人がお金をかけるべきものの条件は以下の3つだと思います。
- 使う頻度が高いもの(1回切りではないもの)
- 健康寿命を延ばしてくれるもの
- 楽に生活する手助けとなるもの
この3つの条件をすべて満たしているものには金を払ってもいいのかなと思います。といっても、この条件を満たすものはあまり多くないとは思います。
今回紹介した、睡眠・歯のメンテナンス、脚の疲労は生きている限り蓄積されていくものだです。若いうちからそのようなものに投資することで、健康寿命を延ばすことが出来るでしょう。
もちろん金を掛けるといっても、高い物を買えばいいとは思っていません。自分に合うものを買うことが重要です。
投資というのは金銭的なものだけではなく、時間も含まれます。毎日、きちんと歯磨きをして、睡眠をとって、正しい靴の履き方をするという意識も大事ですね。
今回まとめたものは私の価値観での金を掛けるものですから、人によってそれは異なると思います。金持ちの成功者は一般人より本をたくさん読んでいたなんて話は有名ですから、お金持ちになりたい人は本の購入に金を使ってください(笑)。
自分にとって何が重要なのか長い目で見てみると、価値をあたえるべきものが見えてくるかもしれません。