大学生一人暮らしで自炊をする人も多いでしょう。
私も大学生時代は4年間自炊をしていたので、毎日台所を使っていました。
今回は、
- 実際に使っていた台所公開
- 自炊するなら揃えたいもの
- オススメグッズ
- 自炊生活の失敗談・実情
などをまとめてみました。
大学生一人暮らしの自炊生活の参考にしてみてください。
Contents
大学生一人暮らしの台所・キッチン公開
ネットを漁っても小綺麗な台所の写真しか出てきませんが、本記事では筆者宅の卒業間近の時期の台所の写真をありのまま公開します。ズボラな人間が4年使った台所の末路です。
コンロが一つで、シンクとの隙間が30cm程度しかありません。まな板を置くとシンクに飛び出すので使い勝手が悪いです。
ちゃんと自炊をしたい人は、そこそこ広いキッチンの着いた物件を選んだ方が良いですね。コンロも2つあれば、汁物と炒め物を同時に作れるので効率的です。
収納系については、シンク上のラックにほぼ全ての調理器具を収納しています。
上部ラックには醤油・酒などの調味料を置き、下ラックに食器を置いています。
壁面には、鍋・ピーラー・まな板などを、S字フックを使って掛けています。
その他、砂糖や塩などの上ラックに置くと水分を含んでしまう砂糖・塩などの調味料は自転車のかごに入れて床に置いていました。
自炊のために揃えたい調理器具・キッチングッズ
ひとまず揃えたい調理器具・キッチングッズ
- 小鍋
- 包丁
- まな板
- 皿
- はし・フォーク・スプーン
- 砂糖や塩をすくうスプーン
- コップ
- 食器洗い用洗剤
- スポンジ
ひとまずこれらがあれば、炒めたり・茹でたりすることが可能です。
一人暮らしだと小鍋ごと抱えて食べることも多いので、ひとまずご飯茶碗と汁系をいれるお碗と大皿があればどうにかなります。
友達が来ることを想定するなら、取り皿・お箸・コップを数セット用意しておくと便利です。人数が多い時には、割り箸や紙皿で対応していました。
大皿はパスタなどのソース物にも対応できるように、少し深みのあるものを選びましょう。
塩と砂糖は料理をするなら必ず使うと思います。個別の容器に移し替えて、備え付けのスプーンを使うのがスタンダートですが、私は詰め替えるのが面倒なので袋に計量スプーンを突っ込んでそのまま使っています。
保存場所さえ謝らなければ、意外と湿気りませんでした。
スポンジはどうせ消耗品なので、100均の一袋に複数のスポンジが入っている物がオススメです。食器洗い用とシンクを磨く用の両方を揃えましょう。
あると便利な調理器具
- ピーラー
- ボウル
- ざる
- ヘラ
- お玉
- フライパン
次点で、あれば調理が楽になるものです。いずれも100均で買えるので、一気に揃えてしまっても良いですね。
フライパンは大きな物だと、油をひく際に広くひかなければいけないので、油が無駄になりがちです。一人暮らし用の小さなコンロだと端の方が温まりにくかったりもするので、できるだけ小さな物がオススメです。
炒めるだけなら小鍋でやった方がこぼれなくて良かったりもします。
その他、大根おろしを作るためのすりおろし器や、お菓子作り用の泡立て器なども置いていましたが、この辺は必要に応じて揃えましょう。
台所・キッチンの便利な収納系グッズ
- ラック
- 調味料入れ
- S字フック
- (突っ張り棒)
- かご
シンク上にラックが付いている物件も多いですが、付いていない場合は、水きりラックや調味料棚を用意した方が便利です。調味料棚は、コンロサイドに設置できるスリムなものがオススメ。
うちの友達は突っ張りタイプのマルチラックを設置してました。これなら壁を傷めないので賃貸でも使えます。
シンク上の空間を使えて、水切りラックのように場所を取らないのでオススメです。
玉ねぎやじゃが芋などの常温で保存する野菜やお菓子を入れる用のかごも一つあると便利です。
台所・キッチンの便利な清掃系グッズ
- 油はね対策のキッチン保護シート
- 100均のスポンジ
自炊をしていると気づかないうちに油が飛び散りがちです。油自体は蒸発もするので、こまめに掃除しないとキッチンの壁や換気扇は油でギトギトになります。
キッチンの壁やシンク下収納スペースの床などを保護するためには、保護シートやアルミシートを貼りましょう。
こまめに掃除できる自信が無ければ貼っておくのがオススメです。
その他 : オススメの調理グッズ
1. 繰り返し使えるラップ
ラップを100均で買ってもいいですが、洗って繰り返し使えるシリコンラップもエコで経済的です。
普通のラップのように、食器を密閉したり、切ったフルーツの表面を保護したりできます。電子レンジでの温めや、冷凍保存も可能です。
2. 調理ばさみ・ナイフ
まな板を出して洗うのがめんどくさい時に使えるのが、調理バサミやナイフです。
実際に自炊生活の後半は、ほとんど包丁を使わずナイフで野菜を切っていました。
野菜や肉をボウルの上で持って削るだけなので、調理の手間が省けます。私のようにズボラな方にオススメです。
【大学生一人暮らし】自炊生活の失敗集
自炊生活をしていく中で失敗したこともたくさんあったのでまとめてみました。
反面教師として参考にしてみてください。
熱々の鍋をそのまま置いてしまった
料理を皿に移すのが面倒で、鍋やフライパンを抱えて食べることも多かったです。
そんな時に、熱々の鍋やフライパンをそのまま置いて床や机を焼いてしまったことがありました。
床のフローリングマットの部分のハゲは退去時に指摘されて修繕費を払うことに。一部が汚れているだけで、その場所全体のマットを張り替える必要があるので、2.0×2.0m程度の大きさで1万円程度かかりました。
鍋やフライパンを抱えて食べるときは、シンプルに鍋敷きを使いましょう。
シンクにゴミが貯まって虫が湧いた
ズボラな私は水回りの掃除すら怠っていました。洗わなければいけない食器がたまっているとズルズルと掃除を引き延ばしがちです。
そんな感じで掃除をしていないと、シンクにたまった野菜くずに、ウジ虫が湧いたことがありました。
後の処理が辛いので、虫が湧いたり腐る前にサッサと掃除しましょう。
食器棚は買ったけど使わなかった
最初に小さめの食器棚を用意しましたが、最終的にはオブジェと化しました。
一人暮らしなら食器も少ないので、キッチンラックだけで事足ります。
食器が増えてきたら、必要に応じて買い足しましょう。
キッチンの壁が油でギトギトになった
キッチン保護シートを壁とキッチン下の収納スペースに貼っていましたが、シートを貼っていないコンロの上の方はギトギトになりました。
油汚れを落とすのは面倒なので、固まる前にこまめに拭き取りましょう。
シンクの水が流れ落ちて、木の部分が傷んだ
うちはシンク下の部分が木でできていたので、掃除した際に流れ落ちた水でその部分が傷みました。
最終的に指摘されなかったので良かったですが、賃貸なので備品は大切にしましょう。不動産会社によっては、退去時に高額な修繕費用を取られる場合があります。
寝落ちして煮物が炭になった
放置していて焦がすのはたまにあるミスですが、長時間放置すると灰になります。
私の場合は、雑魚の煮物を作っている際に寝落ちして一晩中火にかけてしまいました。
煮物系は時間がかかるので、時間と体力が残っているときに作りましょう。
まとめ : 大学生一人暮らしの台所・キッチン事情
様々なキッチン用品がありますが、ひとまず必要なものだけを揃えて必要に応じて買い足すようにしましょう。
自炊は続かない人も多いので、調味料や調理器具を最初に買いすぎないようにしたいですね。
また、掃除はこまめにしましょう。私のようにズボラな人間には難しいことですが、虫が湧いたり、油汚れが固まるとさらに処理が面倒になります。
自炊すれば経済的で健康にも良いので、様々な便利グッズも駆使しながら、快適な自炊生活を送りましょう。
今回の記事が反面教師的にでも、お役に立てれば幸いです。
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