本記事は、私の目指すところをはっきりさせるという目的を持って書きます。
端的に言えば、早期退職からの半自給自足生活を目指した隠居をするというのが現在の私の人生計画です。
では、
- なぜ早期退職をする必要があるのか?
- なぜ半自給自足生活を目指すのか?
- 具体的にはどのような暮らしを送りたいのか?
自分自身の考えを文字に起こしてまとめてみようと思います。
私の軸を再確認していきます。
なぜ早期退職をするのか?
これについては、そんなに働く必要がないと思ったからです。
普通に結婚して、家買って、車買って、子供作ってみたいな暮らしをするならしっかり稼ぐ必要がありますが。
私の理想とする暮らしには、そんなにお金がいりません。
でも将来的には結婚する可能性もあるんじゃないですか?
ゲイなのでありません。
なぜ半自給自足生活を目指すのか?
- 大量生産・廃棄社会に対する不買運動
- 生を実感しながら生きるため
- 単なる興味
主にこの3つの理由があります。
大量生産廃棄社会への不買運動
大学時代にコンビニで働いていました。
そこでは、毎日ゴミ袋いっぱいの食品ロスがでます。
揚げ物、おにぎり、デザート、パン、惣菜…。
ありとあらゆる食品・食材が捨てられています。
駅下のコンビニで働いていた時には、一晩の廃棄だけで私が一週間暮らせるくらいの量がありました。
これは、一週間800円生活をしていた私には衝撃の事実でした。
中途半端にその辺の生き物を獲って食べたりして、いただきますの意味を分かり始めていたので。勿体ないもさることながら、申し訳ないという気持ちを抱きました。
商品を購入するということは、その行動を通じて販売元を応援するということです。
食材の生産、物流、販売までの全ての過程を肯定するということ。
極端なことを言うと、それらの過程の中に人権侵害や環境問題があったとしても、それらを認めるということです。
第一次品を日本が世界に求めることが、どれだけそこに住む人たちを苦しめているか。第二次世界大戦は終わってもぬるい私達の生活の裏で経済侵略は続いている(引用:半農半林で暮らしを建てる)
私が半自給自足生活を目指す理由の1つはこれ。 https://t.co/yoJMdBdD9B
— ひばかり (@gintarou_k) June 4, 2021
もちろん、中身までは分かりませんから、表面的な妄想で自己満足するしかありませんし。
普通にコンビニやスーパーで買い物もするし、働いても良いと思っています。
それでも、できるだけ納得できる背景をもった商品を選択的に買いたいです。
もっと言えば、大量生産消費社会に貢献しないように、自分の食べるものを自給して、その輪から外れれば良いと思ったわけです。
商品が売れれば店は商品を仕入れます。それが売れなければ新しいロスを産む。
市場競争が存在する限り、この形は崩れないでしょう。
もちろんスーパーやコンビニが食品ロスを減らす様々な取り組みを行っていることは知っていますが、それでもできるだけ食品ロスを産むことに貢献したくないなぁという考えです。
私はビーガンになるつもりもありませんし、コンビニやスーパーもガンガン利用するつもりですので単なる自己満足ですけどね。
まぁできる限りという話ですので、「半」自給自足生活なわけです。
生を実感しながら生きるため
便利な都会にいた頃「しっかり生きている」という実感がなかった。山歩きをしていた非日常の中でだけしか生きていなかった。
「前略。農家はじめました。」という本の中にある一節です。
筆者はこの感覚を、今は山ではなく自らの半自給自足生活の日常の中に見いだせると言っています。
これを読んだときにハッとしました。確かに、貧乏旅や野食をしている時に感じるのは、今私は生きているという実感です。
私が欲している感覚、好きな感覚はまさにこれでした。
私が貧乏旅や野食を好きな理由も分かりましたし、
その生の実感を得ながら暮らすなら、確かに半自給自足生活を送るしかないだろうと思うわけです。
単なる興味
元々生き物に興味があり、生物の生態を学べるような大学に進学したくらいです。
大学時代は、その辺の川で獲った魚や、道端で拾った植物を食べたりしていました。
そんな生活をしていると、当然自給自足生活というものにも興味が湧くわけです。
理想とする暮らし
早期退職して半自給自足生活を目指すのは分かったけど、具体的にはどんな生活を目指しているのか?
イナトカイの郊外に、
まぁまぁな広さの土地を買い、
小屋のような小さい家を建て。庭で採れた植物と、
バイクで30分くらいの場所にある海で捕れた魚を食べ。平均して週3~4回程度アルバイトをして暮らす。
今のところ理想としてる生活はそんな感じ。
— ひばかり (@gintarou_k) February 6, 2021
漠然と言うと、理想としている生活はそんな感じです。
アラームに頼ることのない爽やかな朝を迎え、
晴れた日には、釣りに行ったり、庭をいじったりして、
雨の日には、読書をしたり、ブログを書いたりする。
たまに温泉に行ったり、極稀に海外旅行に行ったりという非日常を楽しみつつ。
週3〜4日はアルバイトをする。
仕事や買い物に困らない、イナトカイの郊外くらいにまぁまぁな広さの土地を買い、
小屋のような小さい家を建てる。この小さな家については、ユニットハウスか自分で建てるか。
大抵は一人暮らしにはでかすぎるけど、良いところがあれば中古戸建を買うか。
その辺はその時にならないと分からない。
庭では食えるものを作って、たまに食卓に取り入れる。
その場所は、バイクで海から15分以内くらいで、釣った魚も食卓に加わる。
詳細の更に細かいところについては、下記事にて思案中です。
この理想としている暮らしは、退職後すぐに決行する予定ではありません。
この暮らしを送るには、一所に根を下ろす必要がありますが。
その前に、もう少し色々な所を回りたいと思っています。
コロナで決行できなかった世界一周旅行をしたり、いくつか住んでみたいところに住んでみたり、
それらをやって満足したら、一所に根を下ろしたいなと思います。
まとめ
私の理想としている暮らしに、金は大して必要ありません。
そのため早期退職をします。
早期退職後は、興味のあるやってみたいことを片付けたのち、半自給自足生活の追求に取り組みます。
半自給自足生活を目指す理由は、
- 大量生産廃棄社会への不買運動
- 生を実感しながら生きるため
- 単なる興味
具体的なことは、場所が決まらないとなんとも言えませんね。
いずれにせよ、この理想としている暮らしに金は大してかかりません。
そして、その実現に努力も必要ありません。
今すぐ仕事を辞めて、土地を買ってしまえば実現できるような内容です。
だからこそ、その前にやりたいことを潰すくらいの余裕はあります。
現実には、親の介護という大きな懸念がありますが、現段階では十分無理の無い計画でしょう。
この人生計画を実現するために、今私がやるべきことは貯金です。
セミリタイヤという形をとる限り、ある程度の貯金はあった方が良いですし。
早めに株式投資をして、お金を増やす体制を整えることもすべきでしょう。
人生の貯金フェーズがんばります。
※追記
2023年9月末での退職が決まりました。