私は海へ釣りに行った際には、イシガニを持って帰ります。
味噌汁の味を一段階上げてくれる美味しい食材です。
しかしその日は、大きなサイズのイシガニを見つけられませんでした。
イシガニも資源ですから、ある程度の大きさ以上のものしか獲らないと決めています。
そこで目に付いたのが、イソスジエビです。
元々滋賀県に住んでいた筆者にとって、スジエビは身近な食材でした。滋賀には、エビと大豆を一緒に煮た「えび豆」という料理もあるくらいです。
今回は、イソスジエビについて。
食べ方・食べてみた味の感想・採取方法など雑多な情報をまとめてみました。
イソスジエビの採取・捕獲方法
体が透明なので昼間は少し見つけずらいです。
反面、夜にヘッドライトで水面を照らし、赤く光る目を探せば簡単に見つかります。
磯にもいますが、大量にとるなら堤防から縁にいるエビをすくっていくのが効率良いと思います。
私は20分くらいで約40匹すくえました。
もっと効率よく捕れる溜まり場を見つけたいものですね。
道具は、堤防から水中まで届くくらいのタモ網とバケツがあればOKです。
私の場合は家まで35分位だったので、バケツに入れて生かしたまま持ち帰りました。遠方ならクーラーボックスに氷を入れて〆るか、バケツにブクブクを入れて生かしておけば良いかと思います。
イソスジエビ料理・味
下処理は特に必要ありません。よく洗うくらいです。
今回はシンプルに素揚げにしたものを、豆アジと一緒に南蛮漬けにしました。
揚げたエビと豆アジを、酢・醤油・砂糖・水・ニンニクに漬けただけです。一日漬け込むと汁が染み込んでいい感じになります。
味の方は大変美味でした。
小さいながら濃厚な海老の風味を感じます。殻の香ばしさと身の甘さが素晴らしいです。
淡水のスジエビよりも大きさが大きくて食べごたえもありますし、味もより濃いように感じました。
この他の料理だと、かき揚げにしたり、揚げたものをパスタに入れてみたり。サクラエビと同じような使い方ができそうです。
えび豆もそのうちやってみたいですね。
もちろん、揚げただけでも普通に美味です。
イソスジエビを食べる〜まとめ〜
滋賀の川では、1掬いで10数匹のスジエビを捕れるような環境がありました。
それと比べると少し効率が悪いので、イソスジエビの溜まり場を探していきたいと思います。
大きさは淡水のスジエビよりも大きく、味も濃くて美味しいので食材としては優秀ですね。
また海に行った際には採ってこようと思います。