生物・野食

サビキで釣れた大量の豆アジ・小鯖を煮干しにして保存する方法

サビキ釣りで大量の豆アジや小鯖が釣れたことがあります。

揚げ物にするのが定番だと思いますが、一人暮らしの一度の食卓では処理できない量だったので煮干しを作って保存することに。

煮干しづくりは面倒なイメージがありましたが、煮て干したら完成なので、意外と簡単でした。

 

本記事では、豆アジ・小サバの煮干しの作り方をまとめています。サビキで大量に釣った魚の処理に困っている方は参考にしてみてください。

 

豆アジ・小鯖を煮干しにする方法

 

1. (内臓・頭を処理する)←やらなくてもOK

ひとまず魚を軽く洗って汚れをとります。真水に長くつけると水っぽくなるのでサッと洗いましょう。

その後、なんとなく内蔵や頭が気になる場合は取り除きます。ウロコは取らなくても特に気になりません。

大量にとれた場合は、この作業が地獄です。

釣ったその場で処理すれば、生ゴミが発生しなくて後が楽ですね。

 

私の場合は、もうこの作業は大きいものを除いてやらないことにしました。

干してしまえば意外と内蔵も気にならなくなりますし。というか、その辺の市販の煮干しは頭も内臓もついたままですよね。

 

ちなみに、取り除いた頭も粉をまぶして軽く揚げて、砂糖醤油酢と和えて食べました。意外と苦味も無く美味でした。

 

2. 塩水で茹でる

15cmのフライパンに8割くらい水を入れ、4〜5つまみくらいの塩を入れました。

要は適量。目分量です。

茹でているとすさまじい煮干しの香りが漂います。すごくいい匂いです。

10分くらい煮て、火が通っているようなら上げます。

 

3. 水気をとる

タオルやキッチンペーパーで挟んで水気をとります。

中途半端に水気が多いとカビが生える原因になるので、しっかり水気は取りましょう。

この時点でつまみ食いしてもめちゃくちゃ美味です。

 

4. 干網で干す

干網に重ならないように干します。風通しの良い日陰が理想的です。

一夜干しでもほぼ完成しますが、様子を見ながら干す時間は変えましょう。

多少風味は落ちますが、もし誤って雨に濡らしてしまっても電子レンジがあれば強制脱水できます。

 

5. 完成

内臓と頭を取ったものは形が不格好ですが、味は素晴らしいものができました。

干すと小サバの青いメタリックが目立ってきれいですね。

骨も気になりません。

内蔵を取らなかったものは綺麗に形を保っています。内臓頭つきでも、小型のものなら気にせず食べられます。

そのままつまんでも良し、出汁をとるのに使ってもよし。

旨味が凝縮されているのでめちゃくちゃ美味です。

 

豆アジ・小サバを煮干しにする方法まとめ

塩の量や茹で時間などは様子を見て決めるという、かなりざっくりとした作り方ですが。

こんなにてきとうに作っても、ひとまず塩水で茹でて干してしまえば完成します。大量に釣りすぎた際の消費には向いているでしょう。

豆アジや小サバの消費に困った際や、揚げ物に飽きた時には煮干しを作ってみてはいかがでしょうか?