生物・野食

つるむらさきの花を食べる。食べ方・毒の有無など

今夏はツルムラサキを栽培しました。

ベランダのプランターに超過密気味に16株。

抜いた後に、ネキリの被害にあっていることに気づきましたが、それでも全部1m以上の長さには成長して、定期的に茎や葉を収穫させてくれました。

本記事ではツルムラサキの花について、実際に育ててみた経験より情報をまとめておきます。

 

 

つるむらさきの花は食べられるのか?

8月に入ってから、大量に花をつけ始めました。

出る茎の殆どに花がつくようになるので、8月の終わりには花だらけになります。

花は茎側の方から咲いていき、すぐに実になってしまいます。

この花は生食することが可能です。毒性はありません。

味は普通に茎の味がします。花のみを採って食べてみても茎の味です。

他サイトでは金平糖に似た甘さがあると書かれていましたが、うちのは全くそのような味ではありませんでした。

確かに見た目は金平糖みたいで可愛らしいので、刺身のツマやちらし寿司などに利用されるみたいですね。花だけをパックに詰めて販売しているところもあるようです。

 

花の後にできる紫色の毒々しい実も生食可能です。

実の味は、ツルムラサキの土っぽいえぐみを凝縮したような感じであまり美味しくなかったです。

種も入っているので食感も良くないですね。

 

ツルムラサキの花まとめ

ネット上の情報より、金平糖味を期待して食べてみましたが、実際はただの茎の味でした。

上手く育てれば金平糖味になるのかもしれませんが、金平糖の見た目で金平糖味はさすがに出来すぎてますよね。

セールスコピーだったのでしょう。

 

いずれにせよ、ツルムラサキは茎も葉も花も生食できて食材として優秀だと思います。

放置していても病気にかからず、楽に育てられました。

花自体も美しかったので、観賞用としても楽しめました。

種の採取も完了したので、来年も育ててみようと思います。