生物・野食

【小豆の原種ヤブツルアズキを食べる】食べ方や味などまとめ。

何気なく堤防を歩いていると、鞘豆を見つけました。

よく見ると黒く熟した鞘豆もたくさんあります。

この植物は、小豆の原種と言われている「ヤブツルアズキ」という植物です。

秋頃に黄色い花を咲かすので、花で気づくこともあるかもしれません。

今回は、熟した鞘から種子を取り出して、お汁粉にして食べてみました。

食べ方や味などまとめてみたので、よかったら参考にしてみてください。

 

ヤブツルアズキの食べ方

 

1. 堤防で採取する

収穫時期は10〜11月。

河川敷や堤防などに生えていることが多い植物です。

今回は、堤防の法面のクズやカラムシが繁茂しているような場所で見つけました。

黒い鞘や黄色い花が目立つので、あれば気づくはずです。

黒く熟した鞘は、触ると種が爆ぜてしまうので、鞘ごと手のひらで包み込めば、種の飛散を防げます。

 

2. 鞘から種を取り出す

鞘から種を取り出します。

種子は小豆と比べると小粒で、米粒大くらいの大きさです。

袋の中に入れてポキポキしとけば、しっかり熟した豆は爆ぜて落ちます。

ちょっと未熟なのも手で剥けば、自然と落ちます。

 

採取時にも穴の空いている鞘がたくさんあることに気づきますが、けっこう虫が入っています。

一旦広げてみて目視で取り除きましょう。

やや未熟な豆もありましたが、問題なく食べられました。

 

3. 煮詰める

水につけてみてゴミを取り除いたら、弱火で煮ます。

30分くらい煮れば、徐々に水が茶色くなってきます。

水が減ってきたら、砂糖と塩を軽く加えて煮ます。

最後にさらに砂糖を加えて味を調整して煮詰めればあんこの完成です。

 

ヤブツルアズキのお汁粉〜食べてみた感想〜

煮ている途中につまみ食いをして、勝利を確信しました。

何も味をつけていないのに、しっかりとした豆の味がします。

美味しかったので、そのまま全部食べたいくらいでした。

 

おしること言いながら餅はありませんでしたが、豆をガッツリ食べてみると、香りも小豆そのものでした。

食感も小粒でいい感じですし、濃厚な豆の味がします。

非常に美味でした。

 

ヤブツルアズキを食べる〜まとめ〜

ヤブツルアズキは古代から栽培されていたようですが、私も縄文人だったら栽培すると思います。

現代に通じる美味さです。

というか、現代でもわざわざ栽培する人もいるみたいですね。Amazonで種が販売されていました。


少々食べるまでに手間はかかりますが、手間に見合うだけの美味しさは持ち合わせていると思います。

野生の小豆を探しに、河川敷へ行ってみてはいかがでしょうか?